若者の「政治離れ」は既に必然的である

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一人で生きる社会 / 歴史

20代30代の投票離れが凄いことになっています。

20代が34% 30代は45%、60代と比較すると圧倒的な政治意識の差です。

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若年層投票率の低下は、シルバデモクラシーと言い、若者の投票率が下がることで、高齢者向けの政策が優先される問題があります。投票とは予算や法律を決める手段であり、投票が多い人の意見が優先されます。

投票の意義  「国の予算を自分のために使う」
少し昔の話題になりますが、皆様は参議院選挙に行きましたか?年々、若年層の投票率は下がりつつあります。なぜ投票に行かなければいけないのか?理由は以下3点と考えています。 投票という権利を勝ち取った先人を敬うこと 利権の腐敗を防ぐこと/国を

 

政治離れ、車離れ、恋愛離れ、肉離れ。若者は一体どれだけ別れを繰り返すのでしょうか。まだ、出会ったこともないのに。

今回は若者が大好きな「経済」すなわちお金と、「政治」の関係から見えてくる、政治離れに関してお話ししたいと思います。

政治と経済の関係

そもそも、政治と経済って何?

経済・・・私的生活の営みに基づく現象・事象

政治・・・公の営みに基づく現象・事象

社会と政治の誕生

「自給自足の時代、ヒトは経済的にも政治的にも自立していた。社会が進化していくにつれ、分業が進む。一人で生きることが困難になり、社会が生まれ、そこに政治が生まれた。言い換えると政治は社会を維持するための手段である。」

他人に助けを借りず一人で全てのことを行う生活を続けるには、原始的な生活しかありえません。

誰かが発電し、誰かが水を引き、誰かが食料を作る。私は対価として家を建てましょう。こうやって分業が進むと、生産性が向上します。一人で生きて行けなくなるので、人の結びつき、つまり社会ができます。人の結びつきの中で、自分勝手なやつが出てくると困ります。そのバランスをとる行為が政治というわけです。

政治とは社会のバランスをとる行為

「国家は社会の一つの単位である。個々の営みを公に、公に営みに変換することが、社会の役割であり、財政はその変換の手続きと言える。」

社会の集合体の一つの単位が国家です。国家は税金を徴収し、再分配します。徴収方法や再分配方法を決めるのは政治です。日本政治を説明すると、民主主義であるので国民が投票を行い、政治家が国民の代表として法を設置し、それに従い税を徴収し、予算案をもとに再分配されます。

経済の流れを調整する行為が政治

「経済は物・通貨・人・情報の「流れ」として表面化する。この流れを調整するのが政治である」

これに関しては説明が難しいので例をあげましょう。

2010年代初頭、日本の円高が90円/ドルを切るという時代がありました。円の価値が強くなりすぎて、輸出業の利益維持が困難になりました。日本はやばいと思い、円でドルを大量に買いました。その額は5〜10兆円と言われています。円が減り、ドルが増える(つまり円の希少価値が高まり、ドルは誰でも持てるようになる)ので、円安は一気に進みました。当時、円ドル為替をやっていた人は資産が150%に、ビバッレジをかけていると・・とんでもない額の富を得たことがわかります。

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経済への政治介入の一例

*参考
伝説の日銀砲 – DEBUO日記アジア情報

重要なことは、毎日、経済新聞を読んでいる程度の知識で、日銀介入が読めたということです。実際、私の友人もこの介入により100万円を一夜で稼ぎました。(調子に乗ってそのあと150万失っていましたが。)

経済と政治に目を通すことは、社会に目を通すということです。

社会を知れば、世間がどう動くか予想することができ、その予想をもとに行動することで富を得るチャンスが生まれるということです。

なぜ、若者の「政治離れ」は必然であるのか?

今は「一人では生きていけない」よりも「誰も助けてくれない」時代

日本は長い間不況に見舞われ、今の若者には、「社会に貢献することは巡り巡って自分を豊かにすること」とは想像がつきにくくなっています。

社会貢献は得をしない

「会社(社会)を信じ発展に人生を投じてきたのにリストラされた父親世代の背中」が我々の目には焼き付いています。人のことを気にしている余裕などありません。自分の身は自分で守らなければならなことを若者は理解しています

政治による被害

今の30代前半や20台は、グローバル人材になれと言われ続け、必死に勉強してきたのに、社会に出てきた瞬間に「あの教育はダメだった、ゆとり教育は失敗だった。ゆとり世代はダメだ」と叩かれています。

当時ディスコで踊り、ろくに勉強もしてこなかった世代がした投票によってゆとり教育は決まりました。取るべき政治責任を、まだ投票権がなかった若者世代(=被害者)が悪いと説明され、政治に不信感が募ります。

人のことを考える余裕がないほど追い詰められている

正社員になれず手取り15万円程度、勤続年数では給料が変わらない派遣社員(約40%)」、「就職氷河期で就職できなかった人」自分の生活がいっぱいいっぱいで「周りを考えるよりまず自分の明日の昼飯」が現状ではないでしょうか。

*参考

派遣の現状 | 一般社団法人日本人材派遣協会

自分の身は自分で守る

纏めます。政治とは公の営みに基づく行為です。政治に興味を持つということは、社会に興味を持つということに他なりません。一方で、今の若者(=我々)は既に社会に不信感を持っています。自分の身は自分で守らなければいけないということを身をもって知っています。優先順位は、自分>社会に他なりません。

ただし、若者(=我々)は政治(=権力者、政治、金持ちのおじさん)が我々に牙を向いていることを知るべきです。そして「若者」の投票率が下がるほど、「既に成功した人」の牙はますます食い込みます。

自分のスキルを磨き、現状を打破する努力の中の一つに、「政治」という分野を勉強する時間を持っても良いのでは?

 

 

ひつじ
ひつじ

政治に興味を持たないことは、自分の生きる社会を放棄していることに他なりません。社会を知れば、自分の生活も豊かになるはずですよ。



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