お金ってなんなの?【ファイナンシャルリテラシーの一丁目一番地】

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めっちゃ真面目に稲投資 / 経済

お金って何?って聞かれて答えられますか?

以下、どれかに当てはまる人は絶対知っておくべきです。

  • これからお金のことについて勉強していきたい
  • 簿記をとる予定がある
  • ビジネスマン

世の中のファイナンシャルリテラシーとかに是非聞いてみてください。「そもそもお金って何なんすか?」って。たぶん答えられませんよ。

お金って何?に答えられないのにお金について語って金稼いでるってやばいっすよね。

これはファイナンシャルリテラシーの基礎の基礎。ちゃんと理解しておけば、今後お金について勉強しておく上でめちゃくちゃ理解が早くなります。

お金の理解に必要な「資産と負債」の正体を知っておけば、経理知識が嫌でも理解できてしまいます。

結果、簿記を取得したり、ビジネスマンとして数字に強くなったりと、絶対知っておいて損しません。よければ、最後までお付き合いください。

なお、この記事はstand.fmでも発信しています。音声版が好きな方はどうぞ。

本記事の参考 池上彰さんのやさしい経済教室(外部リンク)

物々交換の崩壊

多分3000年ほど昔の話。世界最古の「経済」が始まります。

山の鈴木「俺が拾ったクリとスズキ(シーバス)交換してくれよー。」

海の鈴木「ええで、ほなクリ10個と交換な。」

これが物々交換。世界最古の経済の始まりでした。

鈴木、困る

ところがある日物々交換では困る日が来ました。

海の鈴木「今日もズズキ釣って来たでー!」

山の鈴木「え!今日クリないんやけど!どうしよ!!」

そこで鈴木は1ヶ月後にクリを20個もらうことを約束しました。ただ鈴木は忘れやすいので鈴木に「1月末までにクリを20個差し上げます」という紙に書いてもらい預かることにしました。

これが借用書の始まりです。

経済は信用で成り立っている

ポイントは3つ

  • 鈴木は貸し、一方鈴木には借りができた
  • 借用書は栗以外のものと交換が可能
  • 借用書は信用の元に成り立っている

鈴木は貸し、一方鈴木には借りができた

栗20個の約束を前提に、海の鈴木はスズキを山の鈴木にあげた一方、山の鈴木はまだ何も支払っていません。

ここで海の鈴木は栗20個の権利を得ました。これを経理上は「貸し(資産)」と呼びます。(簡単にいうと。)

一方、山の鈴木は栗20個をあげる義務ができました。これを経理上「借り(負債)」と呼びます。

世の中には色々めんどくさい言い方する人がいますが、経理の世界はいたってシンプル。資産は貸し、負債は借りです。それ以上でもそれ以下でもありません。

借用書は栗以外のものと交換が可能

海の鈴木 「おー権左衛門!久々やな!日本酒くれよ!」

権左衛門 「俺が魚食べれへんの知ってるやろ。帰れ」

海の鈴木 「ちゃうねん。今日はこれ(借用書)と交換してほしいねん」

権左衛門 「栗か!!ええなー俺栗好きやねんなー」

借用書、つまり栗20個の権利は誰かに譲渡することが可能。海の鈴木はこれを利用して、権利を権左衛門の日本酒と交換したわけです。

ちなみに権左衛門は山の鈴木に栗の取り立てに行かなければいけません。

借用書は信用の元に成り立っている

権左衛門 「この借用書と鶏肉交換してくれよ」

肉屋鈴木 「この借用書とトマト交換してくれよ」

畑の鈴木 「この借用書とゴリラ交換してくれよ」

動物園の人 「この借用書と・・・」

こんな感じで借用書はめぐりめぐった結果、困ったことが起こりました。

近所の駄菓子屋 「この借用書と・・」

濁酒のオロチ 「交換できるか!山の鈴木って誰やねん!」

鈴木は結構いいやつですが、鈴木を知らない濁酒のオロチからすると、本当に栗20個と交換してくれるか疑問。

つまり「信用がない」んですね。信用はないことには「貸し借り」は成り立ちません。

 

もじゃ
もじゃ

そもそも、全員誰やねん。

 

経済は信用で成り立っている

経済は信用の上に成り立っています。

  • 信用がある人にお金が集まる
  • 信用があればお金を借りれる
  • 信用がある国はお金が強い

信用があるからこそ貸し借りが成り立つことはポイントです。

人が増えると貸し借りだけで経済を回すのは厳しそう

2-3人で取引であれば貸し借りで問題ありませんでしたが、登場人物が増えると成り立たなくなってきました。

しかし、ある日これを払拭するアイデアを持つ奴が現れます。

救世主現る

どうやって食ってる?

私が救世主だ

救世主の名は金子くん。彼は金や銀が大好き。修学旅行生と一緒に木刀とかが並ぶ店でシルバーアクセサリー買っちゃうぐらい大好きでした。

その金子くんが考えたことは、もっともっと金を集める方法。

  • 自分が金を持ってることをひけらかす
  • 金や銀、その他贅沢品を持った人がたくさん集まってくる
  • 自分が発行した「預かり証」と交換してもらう

先ほど説明した「借用書」と理屈は同じですが、ポイントは「金」を価値の大元においているところ。

預かり証のポイント

  • 預かり証はいつでも金子と交換可能
  • 預かり証は金0.1gと同じ価値として扱われる
  • 金0.1gは栗50個と同じ価値

預かり証は紙幣と呼ばれます。これが金本位制の始まりです。

金本位制

時代は進むと「金子くん」の役割は王様になります。

王様は民から税として大量に何かしら(例えば稲とか)集めているので財産を持っています。財産を持っているので信用がおける人間です。

その王様に金を預けると「紙幣」をもらえます。

預ける側の民のメリットは以下

  • 手元に金銀財宝を持っていると危険
  • 王様は兵隊で財産を守ってくれる

あなたも現金いくらか銀行に預けてませんか?

普通、手元にお金を置いておきたい人はいません。

政治自体が発展し王権政治から民主政治になっても、「金子くん」の役割は国でした。

国、企業、個人。この中で一番信用がおけるのは国です。なぜなら力を持っているから。

 

もじゃ
もじゃ

収入源が税金ってすごいことです。

 

金本位制の問題

長く続いた金本位制ですが現代はこの制度を使用している国はありません。

3つの問題がありました。

  • 金を持ってると誰でも預かり証(紙幣)を発行できる
  • 紙幣の発行量が限定される
  • 貿易赤字のときに大変なことになる

 

金を持っていると誰でも預かり証(紙幣)を発行できる

金本位制の元、紙幣は「金の預かり証」ですので、金を持っていれば誰でも発行できます。

しかし中には、金を持っていないのに紙幣を発行する悪い奴が出てきます。

 

ひつじ
貧乏ひつじ

俺も紙幣発行したから日本酒、蟹と交換してくれよ!(金持ってないけど紙幣発行したったww)

 

金と交換できない紙幣は偽札。この問題の反省から、国直轄の日本銀行だけしか紙幣の発行はできません。

 

もじゃ
もじゃ

仮想通貨が乱立する理由も同じ。あなたは買ってませんよね?

紙幣の発行量が限定される

微妙に難しい話ですが、景気をよくするためには金の流れを良くする必要があります。そのためには紙幣を大量に発行する必要があります。

  • 紙幣を大量に発行する
  • 紙幣の価値が下がる
  • お金持ちは価値が下がる前に使おうとする

これが景気政策の正体。

しかし金本位制では、紙幣の量=金の量であり、紙幣の量は有限です。金本位制の元では景気政策は打てません。

貿易赤字のときに大変なことになる

1970年ごろ日本の経済力は半端なく、良質で安いものをアメリカに売りつけまくり稼ぎまくっていました。

日本製品は円でしか購入できません。アメリカ人はドルを円に変えようとするので相対的に円の価値が上がり、ドルの価値が下がります。

すると、日本の金の価格が上がり、アメリカの金の価格が下がるという不思議な現象が起きます。

そこに目をつけた世界各国はアメリカの金を買いまくり、ついにニクソンが金本位制やめて!!と宣言します。

詳しくは過去記事(金・パラジウムの高騰の原因 世界経済の衰退の煽りか)をどうぞ。

金に変わるもの

 

 

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