日本の近現代史を大切にしたいと感じた理由

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old book社会 / 歴史

この記事は私の思い出話です。

 

私は20代後半、アメリカに1年赴任していました。その頃、スポーツバーで出会った兄ちゃんに考えを変えられた話。

 

国語も歴史も英語も苦手

私は国語も歴史も嫌いでした。というか文系科目は全て苦手です。

高校生のころの成績は、世界史は平均5/100点。国語は平均20/100点程度でした。吾輩が猫であるだとか、トロッコがどこにいっただとか、感受性が低い私には全く理解できませんでした。

ただ、古本屋の雰囲気だけは好きでした。特に昭和に書かれた文庫本サイズの歴史、経済の書籍をよく買っていました。

おそらく本が書かれた頃の流行でつけたと思われる題名も、この令和の時代に見ると、とても”おごそか”に感じます。一冊読むとめちゃくちゃ賢くなるんだろうなと妄想しては購入し、部屋に飾っていました。

そんな国語嫌い・歴史嫌いの私は文系科目の最強学問「英語」も当然苦手。途方に暮れてアメリカに赴任したことを思い出します。

 

ムキムキとの出会い

bar

しかし、私には一つだけ自慢できる能力がありました。それは「居酒屋で絡まれる」能力です。

よく一人でスポーツバーのカウンターに座っては、隣の席の人と仲良くなって騒いだり、歌ったり、ときにはマリファナを勧められて全力で逃げたりしていました。もちろん英語はほとんどできないので「雰囲気」での会話です。

 

その日もスポーツバーでビール飲みながらアメフトしていると、変なムキムキの兄ちゃんが「お前JUDOやってたんか!」と話しかけてきました。私はビールを飲みながら「No.」と答えます。

するとムキムキは「日本人か?」と聞いてきます。私は再度ビールを飲みながら「Yes」と答えました。

するとムキムキはとても嬉しそうに「どれだけ自分が日本の文化を好きか」を30分ほど主張し始めました。その後また「絶対にお前はJUDOをやっているはずだ」を主張していました。

 

私は柔道はやったことないので、どっかに行って穂しかったのですが、ムキムキの話はなかなか終わりません。ついに話は同時多発テロにまで広がります。

私はニコニコしながら手羽先の揚げたやつを食べ、ビールを飲むしかありませんでした。

良い感じに酔いも周り、そろそろ帰ろうかと考えていたころ、酔いが覚めるような質問がムキムキから投げかけられます。

 

在日米軍についてどう思ってんの?

 

答えられませんでした。英語力の問題だけではありません。なぜアメリカ軍が沖縄に基地をおき、終戦から75年経った今も問題が解決していないのか、私は考えたこともありませんでした。

 

一冊の本との出会い

私がアメリカ人に「在日米軍について」何も答えられなかった経験が、近現代史と政治を勉強しようと私に強く思わせました。

その後アメリカ赴任から帰国した私は日本人ということを強く意識します。

 

そんな中、また古本屋で本をあさっていると出会った本があります。

本の始まりはこうでした。

「この書籍は、昭和の歴史を、特に14年間の戦争の歴史に重点をおいて、とりあげている。この時期の歴史はくりかえし語られなければいけない。そこには私たちのつきぬ思いがあり、忘れることのできない犠牲がはらわれている。戦争体験こそ、今日及び明日、日本人が生きてゆくための叡智と力とをくみとることができる、尊い国民的財産である。」

私はこの文章に感銘を受けました。あなたはどう思いますか?

もし、歴史に興味がある方は少し言葉の意味と戦争体験を学ぶ意味を考えてみてほしい。

私も私なりに意見はありますがそれは発信しません。歴史の事象に対して意見を持ち「行動する」「投票する」「意見を言う」それは個人の自由です。

 

参考文献
昭和史 新版 (岩波新書) 新書 – 1959/8/31 遠山 茂樹(著),  藤原 彰(著),  今井 清一(著)

参考文献載せておきます。

 

この本を題材に大正ー第二次世界大戦までの流れを説明しています。もし興味がある方は一緒に勉強しましょう。

 

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