本記事はレバレッジ・リーディングの書評。
サブタイトル、「100倍の利益を稼ぎ出す ビジネス書「多読」のすすめ」の通り、いっぱい本読んだ方がいいよってことが記されてます。
さて、社会人の毎月の読書量をご存知ですか?
- 「毎月0冊」45%
- 「毎月1〜2冊程度」35%
つまり、3冊読めばあなたは上位20%のスーパー社会人に。
最近は動画やネットでも情報を得られると主張される方もいます。しかし、今のところ書籍より効率的に良質な情報を得られる方法は残念ながらありません。
私も自分の見識不足がハズいと感じてから、意識的に本を読むようにしてきました。
そんな中、読書家には「多読派」と「精読派」の2通りいることを知ります。
- 精読派・・・1冊を理解するために丁寧に読む
- 多読派・・・年間300〜500冊読む
年間500冊もどうやって読むの?図書館に住んでんの?それとも、現世に疲れて晴耕雨読の余生を楽しむ人?
いえ、多読スキルとは社会人のスキル。そのからくりを「レバレッジ・リーディング」から紐解いていきましょう。
「レバレッジ・リーディング」の基本情報
題名 | レバレッジ・リーディング |
---|---|
著者 | 本田 直之 |
出版社 | 東洋経済新報社 |
発刊日 | 2006年12月1日 |
定価 | 1,595円 |
176ページ。電子書籍で読みました。速読で流し読みしたので、30分程度で読了。
「レバレッジ・リーディング」の著者
著者の本田 直之さんは1968年生まれの実業家。
自身年間400冊の本を読みビジネスで成功。
Twitterもされています。
Naoyuki Honda/本田直之さん (@naohawaii(外部リンク))
代表作
- レバレッジ・シンキング
- レバレッジ英語勉強法
- ぼくの人生はだれのもの?
「レバレッジ・リーディング」はこんな人におすすめ
- 年間500冊読んでる人が何をしているのか気になる人
- 実業家
- 副業ブームの中、有料ノート買いまくって騙されまくってる人
有料ノートの元ネタは書籍から来ています。たいてい書籍のほうが安い。
「レバレッジ・リーディング」の内容・感想
ポイントは3つ
- レバレッジ・リーディングって何?
- 本を読む目的を明確にすれば多読できる
- 読んだままで終わらせるな
順に解説します。
レバレッジ・リーディングって何?
2stepで解説。
- 「レバレッジ」とは何?
- 「レバレッジリーディング」とは何?
レバレッジとは何?
レバレッジってどういう意味かご存知でしょうか?
まずは用例を見てみましょう。
FX覚えたてのクソガキ「やっぱレバレッジって怖ええわww」
はい、これ。
日本語訳は「てこの原理」なんですが、まるでてこの原理のように自己資本に対してリスクを大きくするやり方のこと。
詳しくは、世界のバブル景気の歴史 | かつて給料20年分のチューリップの球根が存在しましたのチューリップバブルの章をご参考に。
レバレッジ・リーディングとは何?
「少ない投資額で何十倍もの利益を得られる」ということ。
書籍の知識により仕事効率が向上。すると、得られる利益が向上。
- 本をよまない人→いつまでたっても仕事が遅い
- 本を読む人→新しい方法を取り入れながら仕事を効率化
私もよく同僚に月次資料作るのはやいねといわれます。理由は20代のころマクロの本を3冊買って勉強したからです。
手打ちとマクロを使うのではエクセル処理のスピードは全然変わります。
余った時間他の仕事をしてもいいし、終わってないふりをして仕事をサボることだってできます。(もちろん私は後者)
読書=自分という資本を効率よく使う投資方法。
これが、レバレッジリーディングの意味です。
本を読む目的を明確化すれば多読できる
次に「多読をする方法」について解説します。
年間500冊読んだと言っても全ての文章を理解しながら読んでいるわけではないそうです。
むしろほとんど読んでいない。
その読み飛ばしの方法は以下、4step。
- 本を読む目的を明確化する
- 目次を読み本の全体を把握
- 見出しを中心に本の全体を見ながらページをめくっていく
- 気になったところだけ集中的に読む
書籍代がもったいない気がします。しかし、多読する方は時間はさらに貴重と考えています。
本を読む目的??
本を読む目的というところがわかりにくいので、考えてみました。
以下、3つ考えられるかと。
- 娯楽のために読む
- 自分の知らない新しい分野を勉強するために読む
- 本業、副業でわからないことがあるから読む
娯楽で読む場合は読み飛ばしする必要はありません。
小説を見出しだけ読んで「読み終わった!」は流石にアホ。
一方、ビジネス書を読む場合はガンガン読み飛ばしましょう。
自分がほしい知識をイメージ持って読めば難しくありません。
補足:1冊目と良書は熟読する
年間500冊読んでいるあの多読家、池上彰さんも熟読している本は月3〜4冊。
その熟読している本は同じ分野の「1冊目」と「良書」のみ。
例えば、自己啓発本って全部同じ内容が書かれている気がして退屈ではありませんか?
何万冊とある自己啓発本に書かれている内容の基礎はたいてい「7つの習慣」。本当に同じことが書かれているから、退屈なんです。気のせいではありません。
補足2:多読のメリット
では同じ分野の本を何冊も読むメリットは?読み飛ばすぐらいなら読む必要ないのでは?となりますよね。
多読家がしたいことはこの3つ。
- 多くの意見に触れ1つの分野を多角的な視点から捉える
- 筆者オリジナルの経験談を得る
- 専門性が高く網羅的で信頼性がおける良書を見つける
何冊か読んでいると自然に書籍のレベルを判断できるようになります。
ネットでも見かけませんか?「筆者の意見やオリジナルの経験談がないしょうもないネット記事」
書籍も同じです。
読んだままで終わらせるな
ビジネス書から得ることは実学。得た知識は使わなければ意味がありません。
あなたも、この記事で得た知識を是非、行動に変えてみてください。
これは実感ですが、SNSやニュースサイト、Noteよりも、書籍で情報を得ようとする方が効率的なことが多い。
ネット情報よりも書籍の方が金、時間、労力がかけられて作られている場合が多いことが理由。
せっかく情報に触れている時間。質をよくすればさらにあなたの人生が豊かになるはず。
余談:Kindle Unlimitedは月額980円で12万冊読み放題
多読におすすめなKindle Unlimited。
私も加入しており多読には便利。
1ヶ月の無料お試しもあり、期間内に解約すれば一切お金はかかりません。
ちなみに、レバレッジ・リーディングも読み放題対象内。無料で読めます。
是非、この機会に登録してみてはいかがでしょうか?
レバレッジ・リーディングを読んで
- 書籍への投資は効率がよい投資
- 本を読む目的を明確化すれば多読できる
- 情報を得た後、行動することが大切
あなたも行動しましょう。
多読を始めるならKindle Unlimitedがおすすめ。
今日はそんなところで。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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