マドリード、カタルーニャ州での2019年のデモを歴史的観点から解説

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カタルーニャデモ社会 / 歴史

2019年10月28日現在、スペインでカタルーニャ地方で、35万人の大規模のデモが発生しています。

昼間には平穏に35万人がデモ行進を行いました。

 

香港と同様、平和的手段による抗議ではありますが、多くの人が集まるところに犯罪等が発生すること容易に予想されます。

旅行等計画されている方は十分に注意してください。

マドリードのデモの発端

今回のデモ発端は最高裁が10月14日に独立派指導者9人に禁錮刑を言い渡したことです。

 

  • 夜間に若者が一部、暴徒化。656人の負傷者と、1人の死亡者
  • 一部のデモ参加者が車に放火、警官隊に火炎瓶を投げるなどの混乱に発展
  • 空港でデモが発生。110便が欠航

 

民主的津波(Domestic Tsunami)」と呼ばれる匿名の独立派組織が、空港をマヒさせました。

Domestci TsunamiはSNSを媒体に生まれた迅速で予測不能な抗議戦略を表す「#BeWater(水になれ)」をスローガンにしており、これは香港の民主派デモの手法を参考にしています。

SNS媒体を主体とした手法は、香港で証明されているように、政権側から首謀者が判明しにくいことを特色としおり、長期化することが考えられます。また、長期化による経済への影響も懸念されます。

 

ひつじ
ひつじ

香港の民主化運動の方法は各国で注目されおり、デモ側視点で優秀ということがわかります。

マドリードのデモに対する団体の反応

名門サッカークラブ、FCバルセロナが声明を発表。

「実刑判決を受けた人々を解放すべきだ」と批判しています。

マドリードのデモの歴史

歴史を紐解くと、スペイン継承戦争末期の1714年9月11日、バルセロナがスペイン/フランス王国連合軍に負け、スペインに自由を奪われたことを発端としています。

ラテン系を主体としてスペイン民族を主体としたスペイン国ですが、マドリードが所属するカタルーニャ地方は、カタルーニャ民族の主権を主張している地方です。

2010年以来、独立運動は顕著化しており、スペインのカタルーニャ民族が独立を訴えています。

2012年にも、カタルーニャ独立を争点として、60万規模のデモが発生。結果、カタルーニャは独立住民投票を計画しました。(計画は失敗に終わりますが、計画をすること自体が歴史的な展開。)

 

それからも、何年も政権を巻き込みながら、議論は続いています。

 

マソリードのデモによる旅行への影響は?

現状過激化しておらず平和的に進行しているため問題はありません。ただし、デモ中は多くの人が街に集まる関係から夜は出歩かないことを推奨します。

2020年1月13日時点ではデモは落ち着いています。

ただし、街中ではデモ中でなくもスリが頻繁に発生しますとので気をつけてください。

 

ひつじ
ひつじ

旅行に行く際は、大使館情報を逐次確認してください。自分の身を守るためにも、デモ周辺には近づかないようにすることが鉄則です。

ヨーロッパの事情から何を見るのか

ヨーロッパは陸続きの地形であり、民族、宗教、移民の問題が顕著です。

デモと恐れるだけではなく、なぜそれが発生したのか歴史を紐解き学ぶことが重要だと思います。

 

*今後、情報が更新され次第、この記事も更新いたします。

 

*参考

カタルーニャで独立反対派がデモ 支持派に対抗
【10月28日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の州都バルセロナで27日、同州の独立に反対しスペインの統一を擁護するデモ行進が行われ、約8万人が参加した。

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