ここ最近調子の良かったS&P500が1週間で6ヶ月前と同じ水準まで落ちました。3380USDから3000USD、約11%下げています。(3月1日時点)
今日はやや上昇傾向ですが、まだまだ個人投資家は様子見局面と見ておられるのではないでしょうか。「デッド・キャット・バンス(死んだ猫も跳ねる)」死んだ猫も高いところから落とすと跳ねることに例えて、1回は寝てもまた落ちる可能性あるよと言う意味。ぜひ覚えて帰ってください。
今後どうなっていくのか、私には全くわかりません。むしろ誰にもわかりません。ただ、長期投資家がとるべき行動は意外と明確です。
さて長期投資家が今の暴落状況で何をすべきか2つだけ示しましょう。
長期投資家が今とるべき行動の話
株価暴落時は寝よう
- これぐらいの下落で騒ぐほど投資するな
- あまり気にならないのであれば寝よう
株への投資は30%損するリスクがあるといわれています。30%を失ってもよいように貯金などでリスク分散しておくことは投資への最低条件。もし毎日株価が気になって気になって仕方がないようであれば、あなたにあった投資ができていません。これを機にポートフィーリオ(あなたの資産に対する投資への比率)を見直してみてください。
長期投資家は株価暴落時は寝ましょう。パソコンをシャットダウンしスマホのアプリを全て削除して爆睡しましょう。1ヶ月後まで寝れば完璧です。
というのも長期投資の目的は「老後資金」や「将来の子供のための教育費」のはず。現時点でマイナスかプラスかなんてどうでもいいはずです。積み立てされている方は普段通りに積み立てすれば良いですし、一度に預けた方もほったらかしでOKです。
これを世の中では睡眠投資法と呼ばれているらしいですね。株価が下げても時間をかけて配当をもらえればプラスになるはず。それにコロナによる影響がずっと続くことなんてありえませんから。景気はコロナが落ち着けば必ず上向きます。
株価暴落時は底打ちを待って投資しよう
- 落ちるナイフはつかむな
- 相場の金と凧の糸は出し切るな
- デッド・キャット・バンス
逆にチャンスだと感じる方もおられます。私も投資を始めたころ、落ち始めにぶち込んで失敗した経験があります。(そのあと上昇したんで元は取れていますが・・笑)
株価暴落局面で投資を行おうという考え方は私はありだと思います。跳ね上がることも多いですから。ただ、気をつけないといけないこともあります。3つの格言から説明いたしましょう。
落ちるナイスはつかむな
これブロガー仲間のマーシーさんに教えてもらいました。ありがとう。
ナイフと同じで暴落する株価は掴むなということです。どうしてもしたい方は時間を分散してすることをオススメします。例えば今回の暴落に対して50万円投資をしようと考えている方は毎日5万円ずつというように・・。暴落局面こそ明日の株価がわかりませんから。
相場の金と凧の糸は出し切るな
凧は風が強い時は糸を出して上がりすぎないように、一方風が弱い時は糸を巻いて凧に糸が当たるように調整します。そんな凧の糸を出しきるとどうなりますか?それ以上何もできなくなります。
これと同じで、相場の金を出し切ってはいけません。さらに下落した時に追加投資する金がなければなにもできませんから。
例えば、あなたの投資余力資産が50万円あるとしたら、40万円だけ投資しましょう。
デッド・キャット・バンス
これ、冒頭に述べましたね。
あまり焦らずね。女の子を口説くときと同じ心持ちで株価と対面しましょう。
まとめ
暴落局面び長期投資家にとってとるべき行動は2つ。
- 何もしない
- 追加投資する
間違っても現金に変えてはいけませんよ。一番損しますので。
とはいえ、内心ドキドキするものです。無理ない範囲での投資計画を立てましょう。ポートフォーリオについての考え方はまたいつか。
ではまた!
*あくまで個人の考え方であり、投資に対する損得の責任は取りかねます。
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